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25日放送の「アノニマス~警視庁“指殺人”対策室~」(テレビ東京=月曜夜10時)で、今期の地上波GP帯連続ドラマが出揃う。


今のところ高評価なのは、17日初回の世帯視聴率が16・8%(ビデオリサーチ調べ=関東地区)だった「天国と地獄~サイコな2人~」(TBS=日曜夜9時)だ。



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「世帯視聴率の2ケタ確保のため、近年は手堅い1話完結型の刑事・医療ものや、スポンサーが安心しやすい漫画や小説を原作にしたもの、海外ドラマのヒット作のリメークなどが目立っていました。が、今期はオリジナル脚本ものに注目です」(テレビ誌ライター)


「天国と地獄」の脚本は森下桂子氏で、「俺の家の話」(TBS=金曜夜10時)の宮藤官九郎氏、「にじいろカルテ」(テレビ朝日=木曜夜9時)の岡田惠和氏など、今期は大ヒット作を手掛けてきた脚本家の手による作品が目立つ。


そして「ウチの娘は、彼氏が出来ない!!」(日本テレビ=水曜夜10時)も、北川悦吏子氏によるオリジナル脚本作だ。

 
その“ウチカレ”の公式HPによると〈少女のような天然母と、しっかり者のオタク娘、トモダチ母娘のエキサイティングラブストーリー〉で、母親役は4年ぶりのドラマ主演となる菅野美穂(43)、娘役は浜辺美波(21)。


脚本の北川氏は「愛していると言ってくれ」(TBS=1995年)、「ロングバケーション」(フジテレビ=96年)、「ビューティフルライフ」(TBS=2000年)など、30%超えの恋愛ドラマを連発し、“恋愛の神様”と称されている 。


「“半沢”堺雅人の妻である菅野が母親役、その娘役が今を時めく浜辺で、一世を風靡した“神様”の脚本がどうマッチするのか注目されていましたが、視聴率もネット上の評判も芳しくありませんね」(広告代理店関係者)


ネット上では酷評の嵐だが


世帯視聴率は13日初回が10・3%、第2話が8・8%と、“日テレ水10枠”としては悪いとは言えない数字だが、問題はネット上の評価の低さだ。


〈母と娘のやり取りのセリフが、あり得なさすぎ〉

〈キャストは魅力的なのに脚本が台無しにしている〉

〈本人は新しい言葉を使っていると思うが、微妙に今どきの感覚とズレがあってイタい〉


などと酷評する声も少なくない。Yahoo!テレビの「みんなの感想」でも、7割超が最低の“星1つ”の評価だ。 テレビコラムニストの亀井徳明氏は「ネット上のマイナス評価は気にしなくてもいいと思いますよ」と前置きして、こう続ける。


「北川さんは2018年のNHK朝ドラ『半分、青い。』でも、セリフや伏線の回収についてさんざん叩かれていましたが、視聴率そのものは悪くなかった。今作の“ウチカレ”は朝ドラとは客層も違いますし、初回2ケタで2話目も極端に下げていないので、一定の支持はあります。


ただ、劇中で実在する固有名詞をそのまま使ったり使わなかったりというブレや、今どきの言い回しをしたつもりでも微妙に古臭かったりなど、展開以前に引っかかる部分がある。それが気になる視聴者には受け入れづらいかもしれません。今後は、そんなマイナス要素が気にならないぐらい、『登場人物の誰と誰がどうなっていくの?』という連ドラならではの面白さを見せてくれると期待しています」

 
こんな声もある。


「浜辺のかわいさは言わずもがな、菅野もイタい感じはするけどかわいい、イタかわいいバランスが絶妙です。浜辺の同級生役の岡田建史も、18年の『中学聖日記』で俳優デビューしてからグングン伸びてきている。


何より菅野の幼なじみ役の沢村一樹と、その父親役の中村雅俊がいい味を出しています。中村と沢村の父子コンビで『ウチの息子は、嫁が来ない!!』なんてスピンオフを作ってくれたら、見ちゃうかもしれません」(前出のテレビ誌ライター)


菅野が演じる碧は“恋愛小説の女王”と言われた大御所ながら、今はオワコン扱いされている。実際の“恋愛の神様”はオワコンではないと証明できるか?

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