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国民的スター、石原裕次郎さん(享年52)が設立した石原プロモーション所属の俳優、舘ひろし(70)と神田正輝(69)が来年にも独立する意向であることが15日、分かった。


同社が俳優マネジメントを終了するためで、若手は移籍へ。渡哲也(78)はフリーで芸能活動を続けるとみられる。


石原プロは今後、裕次郎さんの遺品管理を中心に業務を行い、17日の故人の三十四回忌に妻で同社会長の石原まき子さん(86)から事業縮小などを伝える手紙が関係各所に届けられる。


1963年の石原プロ設立から57年-。昭和に誕生した名優ぞろいの石原軍団が令和で“幕引き”となる。  


裕次郎さんは昨年7月17日に三十三回忌を迎え、まき子夫人は舘ら石原軍団と墓参した際、弔い上げを宣言していた。


生前、裕次郎さんに「俺が死んだら会社を畳んでくれ」と遺言されていた渡は、2015年に急性心筋梗塞の手術を受けるなど自身の体調を考慮して同プロの“引き際”を考えてきたが、三十四回忌の今年、新たなけじめを模索。まき子さんと相談し、石原プロの事業縮小とともに俳優マネジメントから撤退することを決断した。裕次郎さんの命日の17日、まき子さんから関係各所に石原プロの今後や渡の思いについてつづられた手紙が届くという。  


俳優マネジメントの終了に伴い、舘と神田は来年にも独立する意向を固めた。自身がしっかりしているうちに、軍団や会社の今後を見届けたい渡の気持ちをくんだ形だ。徳重聡(41)、金児憲史(41)の中堅や若手も移籍することになる。  


現在、自宅で療養しながら宝酒造のCMに出演するなどマイペースに仕事をこなす渡は、いずれ同社の相談役から退き、フリーで活動するとみられる。  


ある関係者は「今年は軍団の解散はない。まき子さんや渡さんは社員や俳優の行く先を決めてから、と考えているから、このタイミングで発表するのでは」と証言。舘と神田の独立について本紙の取材に応じた浅野謙治郎社長は「聞いていないが、それぞれ独り立ちできる人たち」と否定しなかった。


石原プロは、17年8月に北海道・小樽の石原裕次郎記念館を閉館。今月3日に映画やテレビ、音楽などに関する著作権などを扱っていた石原インターナショナルの清算結了登記の手続きを終了し、昨年までに石原ミュージックや映画製作を手掛けたI.P.Fの清算を済ませ、音楽関係の出版販売などを行う石原音楽出版社も今月3日に遺品の維持管理などを扱う業務に変更。事業を縮小し、一本化を進めている。  


浅野社長は「現在も映像や映画など貸し出しているため会社の解散はできない。体系や名前を変えて会社を継続します」と一部で報じられた来年1月の解散を否定。一方、「将来的には、石原プロの看板を裕次郎さんの仏前に返さないといけない」と話した。  


1963年1月に誕生した石原プロは、常に注目の的だった。裕次郎さん主演の映画「黒部の太陽」や「太陽にほえろ!」「西部警察」の人気ドラマシリーズなど一世を風靡。ボス亡き後も2000年に平成の裕次郎を発掘するオーディションを開催し、国民に愛されてきた。  


名優集団としての石原軍団は解散するが、裕次郎さんから渡に受け継がれた“鉄の結束”という男の絆は永遠だ。

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