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新型コロナウイルス感染拡大の影響により、ファンミーティングやソロコンサート、舞台公演などが続々と中止や延期に。未曾有の事態の中、彼らが模索する“新しい地図”のカタチとは――。「今だから話せる」「今しか聞けない」ホンネ鼎談をお届け! (後日、随時ソロインタビューも掲載していきます)

香取「今のこの状況って、僕らはもちろん、みんなが人生で初めてのことだよね」

稲垣「うん。仕事のやり方もちょっと変わってきた。例えば僕はラジオではアクリル板を立てたり、ゲストの方にはスカイプをつなげて出演してもらったり。2人は?」

香取「(草なぎとの)2人のラジオではこの前、初めて家でやったよね。お互いの家からスマホで電話して、スタッフの方につないでもらったものを録音して。家からスマホですよ? 気をつけないと普段の2人で電話している感じになっちゃって(笑)」

草なぎ「なんか不思議だったよね。家でひとり、ラジオっぽくテンションを上げてしゃべっていて、なんか違和感があった(笑)」

香取「でも、もう25年やってるんですけど、ひどいときはテープレコーダー1台でやってたから。これで録音しますって、スタッフの方が仕事の合間に持ってきてくれて、それに向かって“みなさん、こんばんは”って。それと比べれば、クオリティーはかなり上がったと思います(笑)」

――震災など、何かあるたびにファンの方に寄り添ってきました。逆にどんなところからパワーや元気をもらってる?

稲垣「SNSでのファンの方からのコメントはやっぱり励みになります。あとは、僕らもまた誰かのファンだったりするから、そういったアーティストの方から元気をもらったりしますね」

草なぎ「慎吾、アートでコラボしてたでしょ、星野源さんと!!」


香取「あれはね、この状況で自分はどんなことができるんだろうって思ったときに、みなさんに笑顔になってもらえるかなって思ったので。今、エンターテイメントの力を発揮できる場所がすごく減ってきているんですが、必要なものだと思うから。SNSとかを通して、みなさんが下を向かないように、上を向いて歩いていけるようになったらいいなって」

――SNSはもはや3人にとって欠かせない存在ですね

香取「そうですね。そうだ、僕ね、吾郎ちゃんがインスタに上げている花の写真を加工して、ぬり絵を作ってみたんです」

稲垣「え! そうなの? 花も喜びますよ」

草なぎ「すごいじゃん!」

稲垣「じゃぁ、今度からぬり絵しやすいように撮ったほうがいい?」

香取「あ、もう大丈夫(笑)。よかったら2人も塗ってみてよ」

稲垣「もちろん」
(現在、香取のツイッターで公開中)

――SNSといえば、先日、NHK『プロフェッショナル 仕事の流儀』の公式ツイッターが再放送のリクエストを募ったところ“♯SMAP完全版”がトレンド1位に

香取「はい、知ってます。番組がみなさんの印象に残っていて、それを再放送してほしいと。そう思ってくれて、うれしいですよね」

――この4月は、不安な中で新しいスタートを切った人も。3人も2年半前に、『新しい地図』として再出発を果たしました。

稲垣「僕たちとは全然状況も違うからね。今回は命に関わることだから比べることはできないけど、“人が人を救う”という意味では一緒なんじゃないかな」

香取「そうだね。僕ね、この前、当時の写真を見て思ったんだよね。“必死な笑顔”だなって。当時はそうは思ってないですよ。でも、いま見るとそう感じるんです」

草なぎ「新しいことをやるときって不安はつきもの。でも、とりあえずやっていかなきゃいけなかったしね」

――今は2年半前と比べて余裕も?

草なぎ「いや、今も余裕なんてない、必死ですよ。慎吾だって、この前ひとりで『SONGS』に出演して、緊張したでしょ?」

香取「しました(笑)」

――今でも緊張するんですか?

稲垣「もちろん! この前、香取くんが “僕らは一度、リセットされたのかもしれない”って言っていて、すごく共感したんです。今までのことをすべて消したいとかそういうことではなくて、昔に戻ったというか。これまで“よく大人数の前でこんなことできるね!”とかさ、さんざん言われてきたけど、やっとその意味がわかった。普通のことじゃないんだって(笑)」

草なぎ「ゴロさんも、朝ドラ緊張したって言ってたもんね」

稲垣「そう。前はドラマとか出ても“間違えないでしょう”くらいに思ってたのがド緊張。周りに若い子たちが増えてきて、自分が間違っちゃいけないみたいな。よく思われようとしているのかな? いろいろと考えるお年ごろなのかもね(笑)」

――最後に、今を頑張る人たちにエールを!

香取「医療関係者の方、スーパーやコンビニ、交通機関の方とか働かなければならない人たちへの感謝を忘れずに。家にいられる方たちはなるべくステイホームで、一緒に頑張っていきましょう!」

草なぎ「必ず終息するときがくるはずだから」

稲垣「トンネルを抜ければ、明るい景色があると信じて。それまではSNSでつながりを確認しあったり、できる限りの仕事でみなさんに楽しんでもらえるように、僕らなりに頑張っていくので。なんとかこの状況を乗り越えていきたいですね」









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